円周率再現の競技性の考察

記憶した円周率を再現する競技をいくつかの側面で考えてました。なお2024/09/28に開催される東京記憶力競技会2024秋は「100桁又は1000桁、筆記再現、桁数固定、順次再現・ランダム再現、個人戦」ということになります。競技会当日、皆さんのご様子をみながら、将来の競技会の形を探っていこうと思います。

(1)桁数

  • 10桁 ストリートイベント(例:文化祭などの催し物)は面白そう。
  • 100桁 記憶力に自信がある人が時間をかけないと覚えられない桁数
  • 1000桁 特殊な動機がない限り覚えない桁数。一般人が無理やり覚えても数日で忘れる。
  • 10000桁 特殊な才能を持った人が生活のかなりの時間を円周率に捧げないと覚えられないレベル

(2)再現方法

  • 脳内再現…歩きながら、或いは就寝前の目を瞑ってから再現する。
  • 筆記再現…原始的だが紙に書いて再現する。字の書くスピードに大きく依存し、また答え合わせが難しい。マークシートという手段もある。
  • タイピング再現…テンキーやタッチパネルなどのデバイスを通じて再現する。デバイスの良し悪しに依存する。
  • 口頭再現…人で正誤判定は難しいので音声認識を使って確認することになるであろう。

(3)再現形式

  • 桁数固定…桁数(例:1000桁)の再現する時間を競う。
  • 再現時間固定…所定の時間(例:1分)に何桁再現できたかを競う。
  • 時間無制限…時間無制限で何桁再現できたかを競う(例:間違えるまで)

(4)解答方法

  • 順次再現…円周率の小数点以下第一位から再現する。
  • ランダム再現…小数点以下N桁の数値を当てることを競う(Nはランダム)。

(5)競技方法

  • 個人戦…一般的な競技方法。一人で完結する。
  • 団体戦…暗記する桁数の範囲を複数人で分担してもよいし、複数人で間違いがないか確認するスタイルでも良い。

 

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