【概要】
2018年1月某日曜日 10:00-12:00
開催場所:英語教室 in 石景山八大处
参加者:9名(中国人小学3年生8名、キャプテン)
言語:英語、中国語
【活動報告】
日本の「ゆとり教育」「個性を伸ばす教育」「教育機会平等」などとは無縁の中国の教育事情。長らく続いた一人っ子政策に加えて、進学先で将来が決まるという想いが強い中国での教育熱は異常です。下校後や土日祝日に小学生が遊んでいる姿はほとんど見かけませんし、中高での課外活動は受験勉強のため殆ど行われていなとのことです。もちろん日本の一部のご家庭でも中国と同様、熱心に受験勉強をなさっているかと思いますが、その割合は中国の比ではないと思います。受験対策も早期化が進み、多くの家庭で小学校入学と同時に土日の塾に通わせているようです。
その塾の一つの英語塾のT先生から、「キューブを子供たちに英語で教えてくれないか」との声がかかり、八大処公園の近くの英語塾教室でくるくる会を開催させていただきました。集まってくれたのは9名の小学3年生。朝早くからやっていた英語の授業の後、くるくる会をスタート。使用言語はもちろん英語。生徒たちは「solve」や「turn」「layer」といった難しい単語に最初のうちは少々戸惑っていましたが、いったん単語に慣れれば自分たちでどんどん先に進んでいました。またPART4やPART7の長い手順でつまずく子供がいましたが、一時間後には見事全員六面を完成させることができました。慣れない言葉(英語)でキューブを勉強することを抵抗なく受け入れる中国の小学生、早期教育の成果を目の当たりにすると同時に、中国の小学生たちと競争?しなければならない自分の子供たちが少々気の毒になってきました。
そしてくるくる会終了後、T先生のご自宅で中華料理を振舞っていただきました。中国の家庭料理、どれも美味しかったです!食事中に参加者の子供のお母さんから連絡があり「子供は楽しかったみたい。また参加させたいけど、次はいつ?」と嬉しいご連絡もいただきました。
今回のような「英語とキューブとの組み合わせ」など、くるくる会の形態は対応可能であれば調整します。ご興味のある方は是非ご連絡ください!
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